TOP MESSAGE
トップ メッセージ

「寄り添うチカラ」で、
人に、社会に、感動と笑顔を。
代表取締役社長 佐藤 恒徳
株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご挨拶に先立ち、この度の能登半島地震により被災されたすべての方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地の1日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
2024年3月期は、第3次中期経営計画『NEXT STAGE 2023』の最終年度であり、当社にとって重要な締めくくりの1年となりました。当中計の結果は、「売上高」は若干未達となりましたが、重要項目である「営業利益」は前倒しで達成したほか、効率性を示す「ROE・ROIC」は初年度から達成し、高水準を維持することができました。これもひとえに株主の皆様をはじめ、すべての方々のご支援の賜物であると、心より感謝申し上げます。
当社は、1972年の創業以来50年以上にわたり、金融機関や自治体、百貨店など地域に根ざしたお客様に対して、時代のニーズに沿った最適なソリューションを提供することで圧倒的なシェアを獲得してきました。その中で育んできた、全国各地域を網羅した盤石な顧客基盤こそが、当社の最大の強みとなっています。
さて、この2024年4月から、いよいよ第4次中期経営計画がスタートしました。前中期経営計画で確立させた「経営基盤の強化」「収益性の向上」「ESG経営の進化」をベースに、10年後のありたい姿を見据えたFY2033構想「HIGH FIVE 2033」を掲げました。事業を通じて、人々の豊かな時間を創出する。さらには、当社のパーパスである地方創生という課題に向けて、「地域還流型ビジネスを生み出す企業」となり、地域内で経済が回る事業を実現していくという大きな目標に向かって新たな挑戦を試みる所存です。
このFY2033構想からバックキャスト方式で策定したのが、第4次中期経営計画「FLY ON 2026」です。内容の詳細については、ぜひこのITFOR通信をご覧ください。株主の皆様には、今後の事業成長や、さらに充実する株主還元にご注目いただきながら、当社の企業としてのユニークさと、そこから派生する成長余力を感じ取っていただき、ますます当社のファンになっていただきたいと考えています。
これからも、地域の皆様が安心して暮らせる基盤を構築し、地域を活性化させる「地域環流型」の企業を目指して。当社は、47都道府県の皆様と新たな価値を共創し続けることで、一人ひとりにかけがえのない笑顔と豊かな時間をご提供できるよう尽力してまいります。