増収増益、
7期連続で、過去最高益を更新
営業利益は中期経営計画
上方修正分も上回る!

ITFOR通信 Vol.4

第65期 2024年3月期決算

(2023年4月1日~2024年3月31日)

売上高
206.5億円
前年同期比 12.7%増
営業利益
37.3億円
前年同期比 16.2%増
受注高
219.5億円
前年同期比 18.2%増

TOP MESSAGE

トップメッセージ

代表取締役社長 写真

「寄り添うチカラ」で、
人に、社会に、感動と笑顔を。

代表取締役社長 佐藤 恒徳

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご挨拶に先立ち、この度の能登半島地震により被災されたすべての方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地の1日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

2024年3月期は、第3次中期経営計画『NEXT STAGE 2023』の最終年度であり、当社にとって重要な締めくくりの1年となりました。当中計の結果は、「売上高」は若干未達となりましたが、重要項目である「営業利益」は前倒しで達成したほか、効率性を示す「ROE・ROIC」は初年度から達成し、高水準を維持することができました。これもひとえに株主の皆様をはじめ、すべての方々のご支援の賜物であると、心より感謝申し上げます。
当社は、1972年の創業以来50年以上にわたり、金融機関や自治体、百貨店など地域に根ざしたお客様に対して、時代のニーズに沿った最適なソリューションを提供することで圧倒的なシェアを獲得してきました。その中で育んできた、全国各地域を網羅した盤石な顧客基盤こそが、当社の最大の強みとなっています。

さて、この2024年4月から、いよいよ第4次中期経営計画がスタートしました。前中期経営計画で確立させた「経営基盤の強化」「収益性の向上」「ESG経営の進化」をベースに、10年後のありたい姿を見据えたFY2033構想「HIGH FIVE 2033」を掲げました。事業を通じて、人々の豊かな時間を創出する。さらには、当社のパーパスである地方創生という課題に向けて、「地域還流型ビジネスを生み出す企業」となり、地域内で経済が回る事業を実現していくという大きな目標に向かって新たな挑戦を試みる所存です。

このFY2033構想からバックキャスト方式で策定したのが、第4次中期経営計画「FLY ON 2026」です。内容の詳細については、ぜひこのITFOR通信をご覧ください。株主の皆様には、今後の事業成長や、さらに充実する株主還元にご注目いただきながら、当社の企業としてのユニークさと、そこから派生する成長余力を感じ取っていただき、ますます当社のファンになっていただきたいと考えています。
これからも、地域の皆様が安心して暮らせる基盤を構築し、地域を活性化させる「地域環流型」の企業を目指して。当社は、47都道府県の皆様と新たな価値を共創し続けることで、一人ひとりにかけがえのない笑顔と豊かな時間をご提供できるよう尽力してまいります。

MANAGEMENT PLAN

新中期経営計画

前中期経営計画の振り返り

第3次中期経営計画(2021年度~2023年度)

2023年度は第3次中期経営計画の最終年度でした。「経営基盤の強化」、「収益性の向上」、「ESG経営の進化」を基本方針に、売上高210億円、営業利益32億円を財務目標に掲げた第3次中期経営計画ですが、売上高は売上計上の期ずれによる影響でわずかながら未達となりました(98.3%)。営業利益は2年目で達成したことにより、目標を上方修正(34億円)し、かつそれをさらに上回る結果(37億円)となりました。ROE・ROICは目標の13%を上回り高水準を維持しています。その他、財務目標以外については、ROIC経営導入やサステナビリティ推進委員会の組織化など概ね目標は達成していますが、一部課題が残ったものもあります。残った課題については、新中期経営計画にて取り組んでまいります。

第3次中期経営計画 総括

2023年度 財務目標
売上高:210億円目標のところ206億円(98.3%)/営業利益:32億円目標のところ37億円(109.9%達成)/ROIC:13%以上目標のところ15.0%(+2.0pt達成)/ROE:13%以上目標のところ15.4%(+2.4pt達成)

キャッシュアロケーション

3年総計単位:百万円
中計目標6,500/キャッシュイン実績7,856/キャッシュアウト実績6,472
研究開発

494

  • 新型決済端末の研究開発
  • SaaS型アプリケーションの研究開発
  • Web3.0技術応用の研究開発
投資

2,324

  • オフィス環境の整備(リモート環境含む)
  • ソース管理システムの更新
  • 人財の採用に関する投資
  • パッケージソフトのバージョンアップに関する投資
株主還元

3,654

  • 最大規模の自己株買い900百万円+消却実施
  • 配当性向50%目標、総還元性向70%以上の新方針表明
  • FY2023は総還元性向71.8%、総額1,988百万円の還元実施

FY2033構想

事業を通じて人々の豊かな時間を創出

HIGH FIVE 2033の基本方針は下記の通りです。

  1. ①事業の飛躍的向上
  2. ②人財へのエンパワーメント
  3. ③社会への影響力の拡大

この3つの基本方針のもと、地域還流型ビジネスを生み出す企業を目指します。

基本方針

事業の飛躍的向上

売上高700億円/営業利益126億円を達成し、資本市場での企業価値の拡大を目指す

人財へのエンパワーメント

多様な人財が活躍できるカルチャーを醸成し、従業員の豊かな時間の創出に貢献する

社会への影響力の拡大

社会的な課題を解決し、企業としての存在価値の向上を目指す

事業の飛躍的向上

売上高700億円/営業利益126億円を目指す
  • 既存ビジネスの深耕、新領域への展開
  • 新規ビジネスの伸長
新規ビジネス・既存ビジネスの売上高目標グラフ

第4次中期経営計画

第4次中期経営計画(2024年度~2026年度)
既存事業を力強く発展させ、新規事業で飛躍的に成長する

本年度からはFY2033構想「HIGH FIVE 2033」を実現すべく、2024年度から2026年度の3カ年を対象とした第4次中期経営計画「FLY ON 2026」がスタートします。既存事業を力強く発展させ、新規事業で飛躍的に成長するという思いを、3つの戦略を推進することで実現していきます。

定量目標

FY2023 FY2026
(目標)
売上高(百万円) 20,652 28,000 売上高 CAGR 10.7%
営業利益(百万円) 3,737 4,800 営業利益 CAGR 8.7%
営業利益率(%) 18.1 17.1
ROE(%) 15.4 15.0 ROE・ROIC 高水準維持
ROIC(%) 15.0 15.0

① 事業戦略

「深く」、「大きく」、「新しく」のテーマに基づき、事業ポートフォリオの拡大を図り、売上高280億円、営業利益48億円、ROE・ROIC15%以上を目指します。また、2026年度に新規事業の売上高28億円を達成することを目指します。

顧客基盤の拡大・既存プロダクトの横展開/新プロダクト開発・開発スピード加速/営業体制強化・顧客深耕/開発要員強化・手法改編
当社の強み
審査・延滞管理での
圧倒的地位
70%
※地方銀行シェア
地域内での関係性
85%
※地域内の事業部の
クロスセル率(2事業部以上)
強固な顧客基盤
65%
※売上上位30社の
10年継続率

② 人財戦略

人財の確保と育成に重点を置き、多様性を尊重し、従業員の成長と満足度を高める取り組みを行ってまいります。

採用
  • 多様な人財の新卒採用
  • 現在30名→60名へ(FY2026)
  • プロフェッショナル人財の経験者採用
  • 新事業展開を見据えた人財の採用
教育
  • 社内研修の充実
  • リスキリングの奨励
ES向上
  • 賃上げ継続
  • オフィス環境の充実
  • 株式報酬制度の導入
  • DX化推進によるさらなる効率化

③ 企業価値向上戦略

認知度向上と株主還元の高水準維持を図り、成長ストーリーの発信や機関投資家との対話を通じて、企業価値の向上を目指します。また、ROIC経営や株主還元の積極的な推進も重要な要素です。これにより、企業の持続的な成長と株主価値の最大化を目指します。

3年総計単位:百万円
キャッシュイン8,800/キャッシュアウト11,860
  • M&A、CVC等
新規事業投資

2,000

  • VVP事業投資
  • Syddy事業投資
  • ITFOR BeXシステム投資
既存事業投資

1,500

  • バージョンアップ開発
  • 新システム開発
社内投資

1,200

  • 基幹システム
  • 情報セキュリティに関する投資
人財投資

1,000

  • 人財への投資(採用、教育)
  • 株式報酬制度
株主還元

6,160

  • 配当性向50%目標
  • 総還元性向70%以上を維持
  • 年2回(中間・期末)の配当を予定

キャピタルアロケーション

第4次中期経営計画では、キャッシュインが3年総額88億円、キャッシュアウトが手元資金と合わせ3年総額118億6,000万円となる見込みです。株主の皆様への還元施策については、従来の配当性向50%、総還元性向70%以上という目標を継続してまいります。その他、新規事業投資、既存事業投資、社内投資、人財投資などのほか、持続的な成長のためにM&AやCVCなども積極的に検討してまいります。

BUSINESS OVERVIEW

事業概況

連結業績のポイント

業績

  • 7期連続で過去最高を更新
  • 中計利益目標を達成

顧客動向

引き続き需要堅調

  • 業務効率化案件
  • 非接触/決済案件
  • レガシーインフラ入替案件

開発

  • 開発の効率化・品質向上
  • 開発人材の教育時間確保・資格取得・教育比率1.3%、PMP資格60名
  • クラウドサービス部の新技術への取組

将来への投資

  • 人財投資204百万円
  • 研究開発投資248百万円
  • 社内システム投資470百万円

新規事業

  • Digital Safe(デジタル金庫)
  • デジタル決済
  • 未来事業専担組織の立ち上げ

株主還元

  • 自己株買い900百万円、消却実施
  • 総還元性向71.8%、総額1,988百万円の還元実施
売上高
206.5億円
前年同期比 12.7%増
営業利益
37.3億円
前年同期比 16.2%増
受注高
219.5億円
前年同期比 18.2%増
FY2022 FY2023 前期比 計画比
売上高(百万円) 18,322 20,652 112.7% 98.3%
営業利益(百万円) 3,217 3,737 116.2% 109.9%
営業利益率(%) 17.6 18.1 +0.5pt +1.9pt
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 2,291 2,770 120.9% 116.9%
EPS(円) 82.96 101.77 122.7% 116.8%
ROE(%) 14.0 15.4 +1.4pt +2.4pt
ROIC(%) 13.7 15.0 +1.3pt +2.0pt

ACTIVITY REPORT

活動報告

セブン銀行様の導入事例

ESG→Social

セブン銀行様にて、債権管理システム「CMS V5」が稼働

特集:営業部門インタビュー

2024年4月、株式会社セブン銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松橋 正明)様において、当社の債権管理システム「CMS V5」が稼働しました。同システムと連動するSMS送信システム「e-SMS」および自動受架電システム「ロボティックコール」も併せて稼働し、人的リソースを抑え、督促業務の自動化と効率化を図られます。

CMS V5 構成説明

そこで今回、当社の担当営業部門へインタビューを実施しました。

左から:CTIシステム事業部 中村さん、フィナンシャルシステム事業部 藤井主任

セブン銀行様とは今回が初めてのお取引ですが、どういったきっかけがあったのでしょうか。

藤井主任
お取引としては今回が初めてですが、セブン銀行様は長年ご提案を重ねていたお客様です。10年ほど前から何度か債権管理システムのご提案をさせていただいていたことを担当の方が覚えていてくださっていて、2年ほど前にご相談のお電話をいただいたのが直接のきっかけでした。これまでの提案から「アイティフォーならなんとかしてくれるのでは」という大きな期待があったと、後になって伺いました。セブン銀行様へのシステム導入は当社にとって長年の念願でもありましたので、10年以上根気強くご提案を重ねた結果、お客様が本当に困った時に頼りにしていただけたことを非常に嬉しく思いました。
中村さん
CTIシステム事業部でも接点がありました。2021年に展示会に出展した際、セブン銀行様が当社のブースに足を運んでくださり、ロボティックコールのデモをご覧くださいました。CMSには各債務者に最適な督促手段を自動で選択する機能があります。ロボティックコールやe-SMSといった自動督促ツールを一緒に導入いただくことで、債権管理業務のDX化やオペレーターの人手不足解消のお手伝いをすることが可能です。セブン銀行様にもそのようなニーズがあると知り、藤井主任をはじめ、各事業部の皆さんと協力しながらご提案させていただきました。

導入の決め手はなんだったのでしょうか。

藤井主任
セブン銀行様における延滞督促のDX化構想に最も適したシステムを当社が提案できたからです。具体的には、複数の督促手段から最適なものを自動で選択する振分機能や、督促結果の蓄積によるデータ分析機能をCMS V5にてご提供できることです。また、パッケージとして提供できることから比較的安価にご採用いただけることも評価していただけました。
中村さん
また、個別のパッケージを連動させることで相乗効果を期待できることが、お客様が抱えるさまざまな課題解決に寄り添ったご提案につながり、今回の導入が可能になったのではないでしょうか。
藤井主任
あとはやはり、当社に豊富な導入実績があることで、安心して選んでいただけました。地方銀行とのお取引の歴史も長いので、実際に営業店で当社のシステムを使ってくださっていた方が、後に当社を選んでくださる立場になられてお会いすることもあります。実はセブン銀行のご担当者様も以前お勤めになっていた他行で、当社のシステムをご利用になっていたそうです。ユーザビリティをご存知の方に選んでいただけるのはやはり嬉しいですね。諸先輩方が築いてきた実績をもとにセールス活動ができていることを強く感じました。

稼働後の反響はありましたか?

藤井主任
当社のソリューションをぜひ今後も継続的に使用したいというフィードバックをいただきました。CMSに留まらず、ローン業務全般の他のパッケージにもご興味を持っていただけているようです。セブン銀行様は将来を見据えた事業戦略や、業務のDX化などにも大変注力していらっしゃるお客様ですので、精一杯お手伝いできるよう我々も一緒に歩んでまいりたいと思っています。

セブン銀行様の概要

名称
株式会社セブン銀行
代表者
代表取締役社長 松橋 正明
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-6-1
関連ニュース

小学生プログラミング大会

ESG→Social

当社が協賛し、2024年3月3日に全国大会が行われた、全国新聞社事業協議会主催の2023年度全国選抜小学生プログラミング大会。今大会で「アイティフォー賞」を受賞した横浜市立西寺尾第二小学校4年生の三澤 康太郎さんが、2024年4月2日、当社本社で受賞作のプレゼンテーションを披露してくださいました。

社会の役に立つものをつくるプログラマーになりたい

数学とプログラミングが大好きな三澤さん。受賞作「数学牢獄からの脱出」は、主人公が数学の問題を解き牢獄から脱出するゲームです。関数に関する6つのステージで問題を解き、数学に関連するアイテムや鍵を手に入れていくことで、数学を楽しみながらゲームを進められるようになっています。「数学はきっと未来の役に立つ」、「このゲームで数学に興味を持ってほしい」という思いで、三澤さんはこのゲームを開発しました。

この日、当社のエンジニアを含む100人以上の社員が見守る中、三澤さんは全員が驚くような素晴らしい発想と技術を堂々と披露してくれました。当社社員からの「将来どんな仕事をしたいか」という質問には、「社会の役に立つものをつくるプログラマーになりたい」ときっぱりと回答。会場を大いに沸かせました。

横浜市立西寺尾第二小学校 三澤 康太郎さん

子どもたちと手を取り合い思い描く未来

当大会に協賛し、三澤さんにご来社いただいた背景について、社長の佐藤はこう語ります。

「今から約10年前、息子の小学校の授業でパワーポイントを使った発表があり、教育で触れるツールが変化していることを実感しました。当社でもシステムに関する教育の機会を少しでも提供できないか、そういった思いから、全国選抜小学生プログラミング大会に協賛させていただきました。

アイティフォー賞を受賞した三澤さんの作品は非常に素晴らしく、小学生のレベルをはるかに超える内容でした。それに加えて、三澤さんの堂々としたプレゼンテーションには本当に驚きました。日本の未来はきっと良いものになる。率直にそう感じました。もし彼のような子どもたちと当社が一緒に何かできたらと思うとワクワクしますね。今回の機会は社員にとって良い刺激になり、また、三澤さんご自身にとっても企業や社会に触れることで良い経験になるのではないかと期待しています。

子どもたちは、頭が柔らかく発想が非常に豊かです。才能豊かな子どもたちが一人でも多く活躍できる機会を当社が創出できないか。例えば当社が環境を提供し、47都道府県代表の子どもたちをつなぐサークルを作り、新しいアイデアを生み出し実際にサービスとして社会に提供できたら面白いですね。子どもたちと手を取り合い、多様な才能と共創し、人々の豊かな時間を共に生み出していく。そんな未来を思い描いています」

当社取締役と三澤さんご家族

EXTERNAL PUBLIC RELATIONS

社外広報

個人投資家向け説明会

ESG→Social

個人投資家向けIRセミナーに参加しました

① ブリッジサロン
<開催概要>
開催日
2024年6月1日(土)
参加者
会場: 65名 ライブ配信: 354名
② 大和インベスター・リレーションズ
<開催概要>
開催日
2024年6月2日(日)
参加者
649名(ライブ配信のみ)

株式会社インベストメントブリッジおよび、大和インベスター・リレーションズ株式会社が主催する個人投資家様向けIRセミナーに参加しました。2日間で、会場・ライブ配信併せて1,000名以上の投資家の皆様にご出席いただきました。セミナーでは、代表取締役社長の佐藤より当社の事業や業績に加え、10年先のアイティフォーの姿を思い描いたFY2033構想についてもご説明し、当社のビジョンをより深く知っていただく良い機会となりました。ぜひ、動画をご視聴ください。

当社代表のラジオNIKKEI出演

ESG→Social

当社代表 佐藤恒徳がラジオNIKKEI
「経営トップに聞く!強みと人材戦略」にゲスト出演しました

<出演概要>
番組名
経営トップに聞く!強みと人材戦略
放送メディア
ラジオNIKKEI
放送日時
2024年4月10日(水)11:35~12:05

代表取締役社長の佐藤が当社の社長になるまでの裏話やアイティフォーの沿革、目指す社会、強み、人材戦略などについて語っています。
詳細は以下の2024年4月10日IRニュース『当社代表 佐藤恒徳がラジオNIKKEI「経営トップに聞く!強みと人財戦略」にゲスト出演しました』にてご確認ください。
https://ir.itfor.co.jp/news/document.html?year=2024&id=20240410-4be93ac5

FULL YEAR FORECAST

2024年度の通期予想

2024年度の業績予想と
配当予想・株主還元

売上高220億円、営業利益38億円、ROE・ROIC13.8%

第4次中期経営計画の初年度となる2024年度は、売上高220億円、営業利益38億円、親会社株主に帰属する当期純利益27.5億円を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益が前期比99.3%の予想となっていますが、これはFY2033構想実現に向け、事業投資などを計画しているためです。その投資によって、2024年度のROE・ROICも一時的には下がりますが、第4次中期経営計画の最終年度の2026年度には、目標の15%に改善する計画です。

FY2023 FY2024
(目標)
前期比
売上高(百万円) 20,652 22,000 106.5%
営業利益(百万円) 3,737 3,800 101.7%
親会社株主に帰属する
当期純利益(百万円)
2,770 2,750 99.3%
受注高(百万円) 21,952 22,820 104.0%
受注残(百万円) 16,599 17,419 104.9%
ROE(%) 15.4 13.8 (1.6pt)
ROIC(%) 15.0 13.8 (1.2pt)

配当性向50%目標、総還元性向70%以上の方針継続

株主還元については、配当性向50%目標、総還元性向70%以上の方針を継続してまいります。2024年度の配当については、中間25円、期末25円の一株当たり50円を予想しております。

還元総額

一株当たりの年間配当金グラフ

総還元性向と配当性向

総還元性向と配当性向のグラフ
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